要約
Studio 3Dで、床面図の上にレイアウトを計画します。エリアを設定し、ラベルやコメントを付け、距離を測ります。そのうえで、機械を動かす前に、各レイアウト案をFactory Simのバリアントとして検証します。
活用場面
こんなときに役立ちます
ラインや部門を再設計していて、レイアウト案が複数あるとき。
移設や増設を計画していて、その間も生産を止められないとき。
搬送経路が長く、歩行や車両の走行がどこで発生しているかを確認したいとき。
機能
できること
Studio 3DのLayout Mode
- エリア、ラベル、コメントの追加と、計測のためのツール。
- エリアごとに色を設定でき、部品がエリアに入るとハイライト表示されます。
- 床面図をPNGまたはJPEG画像(最大10MB)で取り込み、モデルの下に基準として配置。
- 上面、アイソメトリック、標準の各カメラとグリッド。
Factory Simでのレイアウト
- 建屋をメートル単位の搬送ネットワークとして表現:ドック、駐車位置、在庫置き場、交差点。
- 車両が到達できないノードがあると警告を表示。
- レイアウトを描いていない場合は、工程順序からレイアウトを生成。
- 各レイアウト案をシミュレーションのバリアントとして、スループット、リードタイム、OEEで比較。
はじめ方
始める手順
- 1
床面図を取り込む
CADやPDFからレイアウトを画像として書き出し、Digital Twinのシーンに取り込みます。
- 2
エリアを描いて設備を配置
部門、通路、バッファ置き場を区切ってから、機械とラックを配置します。
- 3
バリアントを比較
レイアウト案ごとにバリアントを作り、結果を並べて比較します。
できないこと
- DWG、DXF、PDFファイルを直接取り込むことはできません。先に図面を画像として書き出してください。
- Studio 3DのシーンとFactory Simのモデルは別々です。一方を変更しても、もう一方は更新されません。
- Factory Simでは、ゾーンとラックは取り込みファイルから作成されます。レイアウトエディターで描くのはノードと経路です。
よくある質問
- DBR77 Digital Twinはレイアウト計画にどう役立ちますか?
- 床面図を画像としてStudio 3Dに取り込み、エリアを設定し、設備を配置し、距離を測ります。そのうえで、各レイアウト案をFactory Simのバリアントとして、スループット、リードタイム、OEEで検証できます。
- CADファイルを取り込めますか?
- 直接は取り込めません。CADやPDFから図面を最大10MBのPNGまたはJPEG画像として書き出し、床面の基準として取り込みます。
- 生産を止めずにレイアウト変更を計画できますか?
- できます。新しいレイアウトと変更の順序を、まずモデル上で検証します。公開されているDBR77の導入事例では、生産を続けたまま進められるよう、機械の移設順序を計画しました。
- レイアウトを比較するとき、重視すべき結果は何ですか?
- 1日当たりの生産量、リードタイム、OEE、WIP、搬送距離、作業者と車両の稼働率です。